14 時間目(第 4 段階 – 4) ~ 15 時間目(第 4 段階 – 5)
今日は前フリの文章が長いぞ(笑)。
今住んでいる高円寺のアパートは駐輪場がないので、バイク(XJR400)を駐車するとなるとアパート正面の道ばたにぽつんと置いておくほか方法がない。当然、そんなことをすれば、(都内の仕事場には電車でかよっているわけだし)「私のいない間に、どうぞイタズラしてください(or 盗んでください)」と言っているようなもんで、とてもとても心配で平日にそんなところに止めておく勇気がない。もちろん、ディスクロックの装備とかくらいは持ってるけどね。
高円寺と実家(埼玉県志木市)は距離的に近いので、通常バイクはいつも実家においておくようにしており、先月から土日に教習所にかようようになってからは、土曜日の朝に電車とバスで実家に向かいバイクで教習所へ、その後そのままバイクで高円寺のアパートまで帰宅し夜を過ごし、翌朝バイクでそのまま教習所に直行、教習後実家に戻ってバイクを起き、バスと電車で高円寺に戻ってくるようになったわけである。
さて、今日の日曜日早朝より、ぽけーっとネットサーフィン(死語)しつつ「今日の予約は何時からだっけ~♪」と予約票を見たら「午前 10 時 55 分」とあった。げ、もう 9 時だよ。なにやってんだ、わしは。と、いそいでシャワーを浴びて支度を整え、9 時半には出発。教習所の配車券の発行締め切りは開始時間の 20 分前なので 10 時半くらいには教習所に入っていなければならない、それでも移動時間としての余裕が 1 時間あるわけで、るんるんるん~っと XJR400 で快調に環八を飛ばしたわけである。
しかし、教習所についてみると、時計の長針が文字盤の「11」の位置をすで回っていた。てっきり「10 時 55 分」すぎたのだと思ってしまい、「ぐはー、なんで遅刻したかなー??」としきりに原因を探ってみたが思い当たるフシがない。なにしろ、どこかに寄り道したとか渋滞に巻き込まれたとかいうことはなかったので、遅刻するはずがないのだ。(ちなみに、バイクを運転しているときにかぎらず普段から腕時計とかはしていないので、移動中は現在時刻が全くわからない。)
そう、私は今日、教習所に「9 時 55 分」に到着してしまったのだ。はやく着きすぎ~(笑)。バイクって速いなー♪
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14 時間目、第 4 段階の 4。この時間は「波状路」を重点的に練習。
波状路は路面がはしごが横たわったようにデコボコに加工されていて、そこを立ち姿勢でバイクを操り、ローギアとアクセルと断続的な半クラッチで低速コントロールをおこないながら通過する。
目標タイムは 5 秒以上と決められているが、これは勢いをつけて一気に通過してしまわないようにするために設定されているものであり、ていねいにぶぉんぶぉんとデコボコにあわせてコントロールしながら通過すれば自然と 5 秒以上かかってしまうしかけになっている。だからここは、わざとゆっくり通過しようとしてタイムを気にしすぎる必要は、実はない。ただ、デコボコを通過するときにアクセルを回していないとエンストする恐れがある。
また、立ち姿勢には気を使う必要があった。上体が前かがみになりすぎないように、ケツを突き出しすぎないように。膝関節を自由に動くようにして(でもニーグリップは忘れずに)バイクの上下の揺れを吸収するようにして、あくまでも上体は安定させるようにして通過する。腕も突っ張ってはいけない。
今日も 1 回コケた。立ち姿勢で乗るのは結構足がつかれるので、繰り返し練習していてるとナナハンの重さに耐えきれなくなってくる(笑)。波状路を通過後に、正面の優先道路の方からバイクが来てるので停止しようと足をついたら、おっとっと、ドテッ、ガシャッとコケた。
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さて、今日の予約はいちおうこの 1 時間だけであった。しかし、4-4 のハンコも無事もらえたところで気をよくした私は、今日「キャンセル待ち」してもう 1 時間乗って第 4 段階のみきわめをもらえれば、次の祭日に卒業検定を受けることができるのではないだろうか!? ひにちも 2 日間しかあかないから、それほど「体が忘れてしまう」こともなく試験に挑めるのでは?という甘い考えを思い立ち、帰宅予定を変更して急遽「キャンセル待ち」モードに突入。
さっきの時間のすぐ次の時間は時間的に間に合わないので乗れず、その次の時間は昼休みで教習自体がおやすみ。合計 2 時間待って、キャンセル待ちによる、この日の 2 時間目(通算 15 時間目)の教習が始まった。
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15 時間目、第 4 段階の総合運転。
この時間は、本当ならば、1 ~ 3 段階の人たちのための時間で、普通に予約機で予約を取っていれば 4 段階の人は乗れない時間である。しかし、「キャンセル待ち」のワザをつかうと、余裕があれば 4 段階の教習もやってくれるようである。
そのようにして「教習権」を勝ち取った赤ゼッケン 2 人(ひとりは私、もうひとりはすでに 4 段階を終了しているが練習のために乗りに来てた人。すっかり説明を忘れていたが、段階によってゼッケンの色が異なり、4 段階以上は「赤ゼッケン」である)が、1 ~ 3 段階の人たちに混じって教習に参加した。
この時間は、技能教習の最終の時間だけあって、今まで習ってきたことをひととおりおこなう。スラローム、一本橋。やはり私はヘタクソに逆戻りしてしまっていた ^_^;。
この時間に当たった教官は、かなり熱心に指導してくれる人で、こちらも教わり甲斐があった。でもみきわめもらえなかったけど。「波状路はまぁまぁだったです。スラロームでパイロンこすってたのと、あとクランクとかでの低速のコントロールが今ひとつですね。もうすこし練習しましょうね」
えええっ! 一本橋の次にニガテに感じていた波状路を「まぁまぁ」と言ってくれて、私にとっては誉め言葉をもらったに近いくらいうれしかった。でも、その直前の時間に波状路を重点的に練習してたからこそだったんだと思うけど。
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実は今日の天気を PointCast のお天気情報を見て心配していたのだ。前夜から雨が降っていたし、教習が終わって帰ろうとしたときにはカミナリまで鳴りだす始末だったが、絶妙のタイミングで教習のあいだだけ太陽が照ってあたたかい良い天気となり、とてもラッキーだった。
次の時間こそ、みきわめをもらうぜーっ!