Eclipse に ADT Plugin インストール時に依存関係でつまづく

Fedora 17 のベータ版を試しているところであるが、yum でパッケージからインストールした eclipse に、Android SDK の ADT Plugin をインストールしようとすると

requires plug-in "org.eclipse.wst.sse.core"

とか言われて、依存関係でインストールできなかった。ググってみると、eclipse.org の update サイトを有効にすれば依存関係を解決できて ADT Plugin もインストールが可能ということはわかったが、それでは、なぜ Fedora 17 のデフォルトではそういった update サイトが無効化されているのだろうか?

これは多分、eclipse のアップデート機能と、 yum によるシステムのアップデート機能がバラバラに働いてしまうことを避けるためにそういう無効化が行われているのであろうことは簡単に想像がつく。これは、perl -> cpan, python -> pypi, php -> pear, pecl などの対応でも同様である。なるべく yum update で一気に行いたいから、cpan や pip でインストール/アップデートするのではなく、パッケージとして用意されている。

だから、僕は上に書いたような解決方法は試したくない。

というわけで、org.eclipse.wst.sse.core を提供しているパッケージを調べてみると、eclipse-wtp-sourceediting.noarch であることがわかった。というわけで

yum install eclipse-wtp-sourceediting.noarch

で解決。ADT Plugin がインストールできるようになった。