[書籍] 本当に怖い電磁波の話

評価:★★★☆☆

携帯電話

電波の安全性を管理する総務省も、パンフレットの中で「携帯電話を使うとがんになるということではなく、その発がん性の可能性を完全に否定できないということを意味している」と解説しています。
しかし、これは完全にミスリードです。IARCの「発がんの可能性あり」という評価は、積極的に「可能性を示す証拠がある」ということを意味しています。否定できないというだけなら一段階下の「発がん性を否定できない」という評価になります。

電波産業会が言うように発ガン性がないと断定できないというのはグループ3に相当します。グループ2Bとは文字通り発がん性の可能性を示唆する証拠があるということです。

携帯基地局

総務省の指針値以下だから安全、という理屈はもう通用しません。

盗難防止ゲート

ためしにゲートに鍋をのせてみて、鍋が加熱するかどうか実験してみました。
ホウロウ鍋をゲートの枠においてみると鍋の温度は5分ほどで84℃にまで上昇、素手では持てないほど熱くなりました。

送電線、家電、保育器、IH調理器、スマートメーター、携帯電話、携帯電話基地局、無線LAN、スカイツリーなどなど、さまざまな対象について電磁波の人体に対する影響を論じている。

決してトンデモ科学ではない、れっきとした学術研究結果をいくつも持ちだして具体的に検証しているところは好感が持てた。

電磁波にしろ放射能にしろ目に見えないから怖い。