おわりのはじまり

師走に突入して、アパートに備え付けのエアコンでは間に合わないくらい寒くなってきたっス。なんかもう、朝方とか、ブルブル震えながらコンピュータと向かってる(テレホの関係で朝パソコンやってるのだ(朝日パソコンではない。断じて))。

てっきり AIF とか退会したと思ってたのに、まだ会員になっていたらしく、AIF 終了のお知らせ、兼、 HI-HO の案内のハガキが来てたので、とりあえず HI-HO にオンラインサインアップしてみた。HI-HO 上のわしのページはここ。行ってもからっぽだよ。

ああ、だんだんまた昔のように、プロバイダに入りまくってる状態に戻ってしまった。まぁ、無料期間すぎたら退会すればいいでしょ ^_^;。 HI-HO は退会のことを「脱会」とよんでいるのか。新興宗教みたいだな。たしかにそれは言えるかも。インターネットは宗教だ。

そういえば、 HotCafe の開発元のハイパーネットも倒産してしまったね。一番のお客だったアスキーが抜けたとたんつぶれてしまった。ジェイコムもお先真っ暗。べつにジェイコムと私はぜんぜん関係ないのだが、出張サポートっつーのはひょっとしたらイケるのかも!? とか漠然と考えていたのでちょっとショック。

なんか、「インターネット繋ぎにお宅に参上します」みたいのは儲かるのではと思ってたんだけど… やはり、サポートはタダだと思っているやつはまだ非常に多いのか。初心者では電話とかだとラチがあかないので、実際に行って

「ホレ、こうやるんだよ、バカ」

と教えてやる方が絶対いいと思うのだ。まぁしかし、出張サポートも、生まれたときから横にコンピュータがあった世代に交代するまでのいのちか。甘き死よ、来たれ。

proxy.pac: プロバイダによって自動的に proxy 設定を変える

説明

  • データキャッシングの恩恵によって、みんながよく行く WEB サイトは Proxy サーバ経由で見た方がイイに決まってます。もしかしたら、ダイアルアップラインからインターネットへのアクセスとは別枠のバックボーンで   Proxy サーバからインターネットへのアクセスをしているプロバイダもありうる話。
  • Proxy サーバは普通プロバイダごとに用意されていますが、プロバイダをつなぎかえるごとに設定を開いて入力し直すのも面倒くさい。
  • そこで、Netscape 3 以上くらいからのブラウザでは、JavaScript を用いた、Proxy Automatic Configuration というメカニズムが用意されています。これを利用して、今接続しているプロバイダがどこか判別して自動的に Proxy サーバを切り替えようという魂胆です。
  • MSIE での動作は未確認です。

改版履歴

  • 1.0 – 1997.12.01 : Initial Release
  • 1.0.1 – 1997.12.01 : ODN は https の proxy をしてくれないようなので、https は設定しないようにした。

使い方

  • まず最初に、どこのアクセスポイントに接続すると、自分のマシンにどのような IP が振られるかを調べる必要があります。これは、Windows 95 なら、「winipcfg」というプログラムが用意されているので、簡単に調べられます。「ファイル名を指定して実行」から「winipcfg」と入力すると起動します。
  • 以下は、 ODN 東京第 2 AP に接続している例です。
  • 「IP アドレス」が 143.90.211.13、「サブネットマスク」が 255.255.0.0 と表示されていますが、これをメモしておきます。プロバイダごと、というより同じプロバイダ内でもアクセスポイントが違うごとにメモしておく必要があります。
  • ここでは例として、 Famille 東京 AP では IP が 202.231.111.114 でサブネットマスクが 255.255.255.0 だったとしておきます。
  • 実は IP アドレスは電話をかけるごとに違うものが割り振られるのですが、ここでは説明を簡単にするためにこのままでいきます ^_^;
  • それぞれのアクセスポイントで使うべき Proxy サーバの名前とポート番号を調べます。プロバイダからの資料やサポート関係の WEB サイトにあります。私の場合、 ODN は cache4.odn.ne.jp:8080、 Famille は proxy.marinet.or.jp:8080 ということでした。
  • 以下のようなテキストファイルを作り、ハードディスク上に保存します。
    function FindProxyForURL(url, host) {
      var myip = myIpAddress();
      if (url.substring(0, 5) != "http:" && url.substring(0, 4) != "ftp:")
    return "DIRECT";
      if (isInNet(myip, "143.90.211.91", "255.255.0.0"))
    return "PROXY cache4.odn.ne.jp:8080; DIRECT";
      else if (isInNet(myip, "202.231.111.114", "255.255.255.0"))
        return "PROXY proxy.marinet.or.jp:8080; DIRECT";
      else
        return "DIRECT";
    }
  • 赤文字の部分は、先ほどメモしておいた IP アドレス、サブネットマスク、 Proxy サーバの設定です。
  • 設定しようとしている Proxy サーバの数が多ければ、青バックの部分を複製して下に続けてください。
  • 保存するファイル名は、たとえば「C:proxy.pac」としておきます。拡張子「.pac」は必須ですが、保存する場所やファイル名は好きなようにできます。
  • Navigator で、この proxy.pac を設定します。Proxy サーバを設定する場所の近くに「自動設定」とか「Automatic Proxy Configuration」とかいう設定項目があります。ここに、「file:///C|/proxy.pac」のように設定します。