朝日奈アンテナを組み込んでみようかと、 CGI と格闘中。
月: 1998年2月
1998 年 2 月 4 日
Adobeから、PageMill 3.0 プレビュー版 が出ているのだが、さっきから何回ダウンロードしようとしても途中で終わってしまう… 成功するまでリトライだーっ
シーチキンマヨネーズおむすび
「シーチキン」に代表されるツナ類とマヨネーズとの、相性の抜群の良さは議論を待たないところである。
確か、「コンビニエンスストア」がこの日本に出現し始めた当初から、「シーチキンおむすび」というものがお総菜コーナーの陳列棚に並んでいたのではなかったかと記憶している。もうずっと昔のガキの頃のことなので、とてもあいまいな記憶だが。
シーチキンおむすびよりも太古の昔から存在していたと思われる「ツナサンドイッチ」は、やはり、ツナとマヨネーズをあえたものをパンに挟んで食べるものであった。その応用として「シーチキンおむすび」が開発されたのであろうということは容易に推測できる。
シーチキンおむすびは、いまやコンビニエンスストアの代表的ヒット商品にまで成長した。私などは、梅・おかか・昆布といったなんの変哲もない具のおむすびの選択を敢えて避け、もっぱら最近は、シーチキンおむすびのみを食すようにしているくらいである。
さて、ここに「シーチキンマヨネーズ・和風味」との名前が付けられたおむすびがある。今日の夕方、セブンイレブンにて購入したものだ。「新発売」というシールが貼られている。そういえば、昨日までの陳列棚にはなかった種類のものである。
どの部分が「和風」なのか。いや、「和風味」か。つまり、飯の中に入っている具が、和風の味つけをなされているということだ。たしかに、「シーチキンのマヨネーズあえ」というだけでは、和風の味にはなり得ない。しかし、もともと「おむすび」は和風の食品に違いないのだから、具としてたとえ「シーチキンのマヨネーズあえ」が入っていたところで、和風でなくなるはずがない。そのような前提で存在している食べ物にさらに「和風味」という言葉を加えることで、この食品の和風性をことさらに強調しているのがどうしても気にかかる。
一口、食してみる。なるほど、たしかに「和風味」という言葉をつけた意味に納得がいった。
いったいどういうことかというと、シーチキンへの味付けとして、マヨネーズのほかに「醤油」が加わっていたのである。醤油によってマヨネーズの粘度が適度に抑えられ、食感としては「おかかおむすび」のそれに近い。
実は、「醤油」と「マヨネーズ」という、調味料同士の相性も抜群によいのである。この知識は、マヨラー*の諸兄であれば本能的に感じていたことであろう。マヨラーの基本「マヨ飯」も、マヨネーズと醤油を使用して作られるからだ。
注:マヨラー…日本マヨネーズ征服予定委員会(仮称)の推奨する、「マヨネーズファン」を意味する一般的呼称。
たとえば、ここにキャベツの千切りがあったとする。これに何をかけて喰うか。ソース?醤油?マヨネーズ?ドレッシング? どれも不正解だ。
正解は「マヨネーズと醤油の両方をかけて喰う」。正当派マヨラーの約 85 % がこの方法を採用しているという結果(私の妄想電波による調査)が出ている。
このような、ごく普遍的に実践されているテクニックがいままでコンビニの総菜で応用されていなかったのは驚きに値する。そしてまた、えてしてマニアックでニッチな市場ととらえられがちな我々マヨネーズファンの欲求に対して、「シーチキンマヨネーズ・和風味おむすび」という素晴らしい解答を、利潤追求の商業的舞台で見事に開花させたセブンイレブンにあらためて敬意を表したい。
1998 年 2 月 3 日
おぉっ !? 今日は会社の私の席の周りで出席してるのは私だけだ。昨日病気でもないのに休んだバチが当たったのか!?(笑)
ぐはー! ついうっかりしてボキャ天途中からしかみられなかったよぉ。デンジャラスもスマイリーもやり終わってた。しくしく…
お大自二ッキ(教習派)
11 時間目(第 3 段階 – 5)
前回の教習日記にも書いたように、今日(2 月 2 日月曜日)は会社を休んでまでも技能教習を受けに行くという暴挙(笑)に出たのである。
昨日の教習が終了した時点で、予約機で今日の予約はもうすでに取ることができていたので何もアセることはなかったのだが、早い時間にでかけていって「キャンセル待ち」をしてさっさと乗ることができればいいなと思い、朝、起床してすぐに教習所に向かった。
この教習日記のプロローグで私はしきりに教習所の混雑を心配していたわけだが、まだ 2 月上旬というこの時期では、キャンセル待ちリストに自分の名前を記入すれば即、次の時間に教習を受けることができるというくらい、平日はとても「ガラすき」で乗り放題の状態であった。もちろん、1 日あたり技能教習は 2 時限までという制限はあるけれども。
「キャンセル待ち」とは言っても、キャンセルする人が出ないと乗ることができないというわけではなく、その時間の定員に余裕がある限りどんどん乗せてもらうことができるのであろう。
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さて 11 時間目、今日私は今までで一番大きい失敗をしてしまった。
祝! 大型二輪で初ゴケ(笑)
課題の内容は前の時間と同じだったわけなのだが、はじめのほう、クランクでバランスを失い、足をつくのが間に合わずにデデーンと、バイクとともに転倒してしまったのだ ^_^;。大クラッシュではなくて超低速でコケただけなわけだし、教習車にはバンパーがついているので足を潰されるなどということもないので、自分に被害はなかったわけであるが…
ところが! ところがなのである。
「あ~っ!こんなことやってたんじゃこの時間も落第か~っ !? (T^T)」と、ここで何となく、力が抜けたというか、気分が落ち着いたというか、その後は淡々と調子よく走ることができてしまったのだ。
「大型バイクなんだから大型バイクらしく、きびきびとメリハリのある運転を心がけましょうね」というのは、「ニーグリップ」に次いで教官の口からよく聞かれる言葉なのだが、初ゴケ以後の走りは、われながら、まさにそういう運転ができたんじゃないかなーという感じだったのである。
スピードを出せるところはばびゅーんと気持ちよく、カーブや一時停止の手前できゅきゅきゅっとブレーキかけて、S 字もクランクもほほいのほいっと。まぁ、きょうは素晴らしいくらい天気が良くって気持ちがよかったし、どーせ最初にあんなコケ方をしてるんだからこの時間は落第なんだろうなぁ。ということで、力がヘンに入らなかったのが幸いしたのだろうか。
「はいっ、じゃぁ皆さん、つぎから第 4 段階ですから、しっかりがんばってね」
えええーっ! ハンコくれるの? やったー!! ううう、うれしいよぉ (T^T)
「あたし、海がみたいな」
「よおし、じゃぁいっちょ飛ばすか」
もう、そんな感じなのである。(← 妄想しすぎだし、3 段階終わっただけなのによろこびすぎ)
ほら、この日記書いてる途中でも、本当に「みきわめ」のハンコもらえてるかどうか確認しに教習簿取り出してきてもう一度見直してしまったではないか。
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ここまでで 3 時限オーバーなので、お金が足りなくなっていて第 4 段階の予約を全部取ってしまうことができない。けど、持ち合わせもあまりなかったし、とりあえず教習費を 1 時限分だけ入金して、第 4 段階の予約を 2 時限分取った。あともう 2 時限分はまた今度入金しに来なければ。
1998 年 2 月 2 日
少年探偵モノ漫画って全然読んだことないけど、ストーリーのベースは怨恨が原因の殺人事件でしょ?。あんなのガキ向け漫画 or アニメでやっちゃっていいのかねぇ。
などといいつつ、ベルセルクを 6 巻まで、キリンは 9 巻まで買ってきて読んだ。
お大自二ッキ(教習派)
7 時間目(第 3 段階 – 4) ~ 10 時間目(第 3 段階 – 5)
ここまでは、1 日 1 ページのペースで日記を書いてきたのだが、今週の土日は、ハンコを押してもらえなかった事が多かったので、2 日分で 1 ページにしようと思う。まぁ、スムーズに時限オーバーなしで進められるとは思ってはいなかったが、今週は全然ハンコがもらえなかったので、今ちょっと、どころか、すげークヤしい気持ちでいっぱいなのだった。 (T^T)
ところで、レインボーの二輪コースの図である。会計でコピーが(3 枚 100 円)売っているのでそれの売り上げを邪魔してはいけないと思うし、なんだか、このコース図に練習コースや検定コースの道順の矢印が描かれたサンプルのやつは「持ち出し禁止!」とか書いてあるし、こういう場所 (WEB) で公開してはいけないような雰囲気を感じてもいるので、参考にはなる程度に、しかも精細すぎず、といった感じまでグラフィック編集ソフトで解像度を落としてみた。もし関係者の方から指摘があれば即刻削除するつもりなので、チェックよろしくお願いします。
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7 時間目、練習コースの 「2 コース」を回る。 S 字の後、クランクの後、それぞれ左折して出てゆくのだが、出る直前で左右からの安全を確認して道路に出てゆかなければならない、その時はゆっくりゆっくり進み、ほかの車が来ようとしている場合はもちろん止まって通り過ぎるまで待っていなければならない。特に、 S 字の後はすぐ優先道路なので、そこでも左右の安全を確認する。つまり、ゆっくりゆっくり進みながら左右を確認しつつ危なかったらいつでも止まれるようにして左折して出てゆかなければならない。
ここが、何回やってもうまくいかないのだ。フロントブレーキは使うわ、スピード出しすぎてクランクのパイロンにつっこむわ、そのうち頭真っ白になって道わからなくなるし。
7 ・ 8 時間目は、落第。つまり土曜日は、ちっとも次のステップに進めなかったのだった。 (T^T) 日曜日、最初の時間(9 時間目)で、ぜはーぜはー言いながら、やっと OK となった。
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10 時間目、第 3 段階の総合運転である。
レインボーは、二輪のコースと四輪のコースが別々になっている。「普段からバイクに乗ってる人いますか」全員が手を挙げる。「じゃああんまり心配はなさそうですね。ちょっと四輪のコースに出て走ってみましょう」
この時間の前半は、四輪のコースに出てしばらく自動車が走っている中いっしょになってバイクで回った。その後、二輪のコースに戻って「練習 1 コース」を回る。
S 字から優先道路に出て左折、左折、クランクのあと左折、という部分は、「1 コース」「2 コース」共通で存在する部分なのだが、やはりどうしてもうまくできない。
何のことはない、クランクは一本橋の、S 字はスラロームの応用で、そこから出るときに安全確認しつつ左折したりするときもローギアと半クラッチとリアブレーキでゆっくりゆっくり走れば良いわけなのだが、そういうことがコースを走っている最中、頭の中からすっかりどっかに飛んでしまっているのだ。
というわけでやっぱり、第 3 段階の最後の時間も、「もう少し練習してみましょうか」という教官の一言で、落第。まぁ、対向車線から車が来てるのにむりやり右折してしまったとかいうこともあったし(でも自分だったら間に合うと思ったんだもん)、自分でも客観的に見てしょうがないかなと思う。
うわあ、もうだめだぁ。僕なんかに大型二輪を乗る資格なんてないんだぁ。ちくしょー。もうこんなのやめてやる! とは冗談だが、でもちょっと落ち込んでしまうぞぉ。めそめそ… 「キリン」でも読んで気をまぎわらそうっと。
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結論!(小沢昭一風) いくら練習したところで、一週間も間があけば体が忘れてしまうのであ~る! 次回は、会社休んでまで教習に行って第 3 段階を完璧に終わらせるのこころだぁ!(ちゃんちゃん!)