URL はどこまでちぢめられるか

URL はどこまで縮めて表記できるだろうか。

たとえば、我が WEB の正式な公称 URL は、

http://www2.marinet.or.jp/~frodo/index.html

だが、いくつかの部分を省略してブラウザの URL 欄に入力しても、ちゃんとたどりつくことが出来る。

何も資料を見ずに書いているが、URL の構成は、だいたい次のようになっている。

プロトコル://ホスト名/パス/ファイル名

他に、ブックマークとか CGI へのパラメータだとかあるが、ここでは説明を省略。

まず、プロトコルの部分。「http://」とか「ftp://」とかいう部分だが、ここが省略されると、最近のブラウザはとりあえず http を仮定するようである。例外として、ホスト名が ftp.foo.co.jp のように「ftp」で始まっていると、ftp プロトコルを仮定するようである。つまり、いきなりブラウザの URL 欄に「www.iij.ad.jp」とだけ入力すると「http://www.iij.ad.jp/」の WEB ページが、「ftp.iij.ad.jp」とだけ入力すると「ftp://ftp.iij.ad.jp/」のディレクトリを自動的に表示してくれるわけである。カシコいなぁ。

ファイル名を省略した場合、WEB サーバに設定されているデフォルトのファイル名が仮定される。たいていの WEB サーバは「index.html」を仮定する。まれに、「default.htm」とかいうバカなファイル名を設定している変なサーバもあるようだが(笑)。

index.html という名前のファイルがない場合には、WEB サーバの設定のされ方にもよるが、「index.htm」、「index.shtml」、「index.cgi」とファイルの存在を調べていって、あればそのデータを返し、見つからなければエラーを返すように設定しているプロバイダもあるようだ。

といわけで、デフォルトのファイルとして「index.html」を設定されているサーバであれば、URL 中のファイル名の部分を省略できる。

これで、「www2.marinet.or.jp/~frodo/」まで、縮められた。

次は、パス名の最後につく「/(スラッシュ)」である。これは省略してしまっても良いだろうか。

結論をいえば、機能的には省略してしまっても問題ないのだが、ネットワークのトラフィックを増加させ好ましくないとする見方もあり、いちがいには言い難い。ブラウザとサーバとのやりとりをすこし詳しく追いかけてみよう。

パス名の最後にスラッシュのついている URL の場合。

ブラウザ→サーバ /~frodo/ のデータをくれ。
サーバ→ブラウザ ファイル名を省略しやがったな….。じゃぁ、/~frodo/index.html のデータを送ってやれ。

パス名の最後にスラッシュのついていない URL の場合。

ブラウザ→サーバ /~frodo のデータをくれ。
サーバ→ブラウザ /~frodo という名前のファイルなどない。それってパス名とちゃう? /~frodo/じゃないの?
ブラウザ→サーバ そうかもしれん。/~frodo/ のデータをくれ。
サーバ→ブラウザ ファイル名を省略しやがったな….。じゃぁ、/~frodo/index.html のデータを送ってやる。

というふうになり、機能的には最終的に正しい結果は得られるけれども、少々手順が増えてしまうののでトラフィックの増加となる。たしかに好まし くはないのだが、エロサイトから画像をダウンロードしまくる輩に比べれば、ネットワークへの影響ははるかに少ないという見方もできる。

ここで私は、「それくらい目くじら立てないでくれ」といいたい。以前、マイクロソフトの広告で、自社 URL を「www.microsoft.com/japan」と表記していたのを見かけたことがある。私はマイクロソフトはキライだけれども、この表記方法はとてもクールではないだろうか。

また、いままで説明していたことは、ブラウザの URL 欄に手で入力するときの話であり、 HTML ファイルのリンクとしては、プロトコルとホスト名を表記しないとダメであるのはいうまでもない。

というわけで、URL が http://www2.marinet.or.jp/~frodo/index.html の場合、

  • 問題のあまりない省略方法として  http://www2.marinet.or.jp/~frodo/
  • HTML 中のリンクとしてではなく、ブラウザの URL 欄に手で入力させることを前提としているメディア上で表記するのであれば www2.marinet.or.jp/~frodo

ということになるだろう。

ISP 上の個人ページでは後者にするメリットがあまりないが、企業の WEB サイトの場合には省略した URL 表記は効果的である。www.なんたら.co.jp だけ URL 欄に入力すればよいのだから。

「ああっ、ニュースが見たい。じゃあ、 cnn.com 」 すごく簡単である。asahi.com では出来ないのはおわらいだ。ちょっと設定を変えればいいだけなのに。

1998年3月13日

今日は 13 日の金曜日。しかも仏滅満月ときたもんだ。でも、そんな理由がなくたって、最近はいろいろなことが起こってる。

バイク屋めぐりをしたのだ

最初は、いま乗っているオートバイの XJR400 を、4 月に車検に出して乗り続けようと思っていたのである。でも、ここ数日のうちにムクムクと物欲が頭をもたげてきて、いっそのこと over 400 cc に変えちゃおうかな、などとグラグラ気持ちが揺れ動いていたのだ。

ちかごろは CB1300 だの XJR1300 だのというでかいバケモノも出ているようだが、重いし値段も高いし、だいいちそんなデカいの置く場所がないじゃないか(たいして変わらんといえば変わらんのだけど ^_^;)、ということで、自分の考えとしては 400 超 ~ 1,000 未満のクラスでなんかないかなぁと、オートバイカタログや中古オートバイ情報誌をつらつらと眺めていたわけである。

じつは、9 年くらい前に発表されてから、今ではもう絶版車になってしまったが、ひそかに目を付けていたモデルがある。ヤマハ SRX600 だ。『シングル(単気筒)はいいぞー』という話も聞くし、程度のいいものが出ていればこれに決めたかったのだが、残念ながらそう簡単にはいかないようで、オートバイ屋めぐりをしていくうちに結局、最終的にはネイキッドのナナハンというところに落ち着くことになった。

まず土曜日はオートバイの師匠とともに行動。浦所沿いの S 店。ここに最初に寄ったときは、SRX600 のことしか頭になかったので、在庫してないのを確認するとすぐに次の店へ向かった。

川越街道沿いの B 店。あまり良さそうなモノは見あたらない。ヤマハ FZX750 とかいうのがあったがステップの位置がきつい。また『どうせ買うなら新車にしたら?』と、CB1300 とか薦められたが、とにかくもう、おにいさんが「買って買って光線」出しまくりだったのが逆にわざわいして買う気が起こらない。SRX600 はもともとタマ数が少ないうえ、「SRX600 に萌え萌えな人」がたくさんいるのでめったに置いてないということである。

ここらへんでもう SRX600 への固執はなくなり、750 cc 前後で、基本的にはネイキッド、ただしカウル付きはたんに食わず嫌いでヤな気がするだけなのであまりこだわらない、というあたりで探すことにした。

次、17 号沿いの T 店。CBR600F、CB750F、GPZ900R(Ninja)などがあった。ニンジャ(A7)に結構惹かれるものもあったが、18,000 km いってるし、ちょっと保留ということにしてもらう。また、CB750、ZEPHYR750 あたり見つけだしてもらえないかたのんでおくことにした。

土曜日の探索はここまで。家に帰って中古バイク情報誌を見ていたら、この日最初に見に行った S 店が広告を出しているではないか。CB750 とかも写真が出てる。じゃぁ、日曜日は最初にまたそこの店に行って、それでもなければ、あの某・有名チェーン店 RB にも行ってみるか。

というわけで、ふたたび浦所沿いの S 店。今日はオートバイの師匠はスキーに遊びに行ってていないので自分一人だ。おお、あったあった。CB750 と ZEPHYR750 が並んでおいてある。こう見比べてみると、どうも CB750 の方が良さそうなんだなぁ。教習車だし(爆)。第一希望は CB750 だなー。走行距離はどちらも 7,000 km くらい、程度もよろしい。

じぃっと、まじまじと、穴のあくほど見つめたり、さわったりまたがったりしてたら、ここで気持ちが「本当に欲しいぞモード」にガチャッと切り替 わったのがわかったので(^_^;)、それと、店員のお兄さんに「今日見逃して他のひとに売れちゃったらこんどいつ入るかわからないです」という購買欲誘導の常套手段にまんまとひっかかり(笑)、「こっ、こっこっこっこっ、これくださいっ!」と契約。

RB 店には結局行かずじまいであった。

というわけでいきなりだが、来週納車されると、私は CB750 乗りになってしまうのだったー。
わーっはっはっはっは!

ローン (loan)・レンジャーの苦難の道はさらに続く…

1998年3月10日

歯のツメモノがポロッと取れてしまったので、歯医者さんに治してもらいにいった。そしたら、追加で虫歯を 4 本発見されてしまった。歯の磨き方悪いのかなぁ (^_^;)。

1998年3月8日

「ビッグバイク買うなんてまだ先の話」といった舌の根もかわかぬうちに、中古バイク情報誌なんぞを買ってきている私。でもねー、リッターバイクなんておっかなくて乗れないよぉ。なんで 80 km/h 巡航をたった 2,800 rpm ぽっちでこなせちゃうのよぉ(笑)。とりあえず、600 cc くらいのからかな? うーん、でも、今の 400 で十分といえば十分のような気もするし…悩む(^_^;)

1998年3月26日

いまくらいの、春と秋のテレビ番組改編期によくやる特番で、警察とかに密着取材したやつとか、あと消防・レスキューや救急医療とかの特番、ありますよね。今日もやってましたけど。ぼく、そういう番組が好きでつい見ちゃうんですよね。ユニフォームとかもかっこいいし、それにほら、われわれ一般人にとっては非日常じゃないですか、ああいう世界って。すくなくとも僕にとってはね。全然別の世界のことではなく、われわれの生活のすぐとなりで起こっている非日常の世界。本当にすごいなぁ、エライよなぁと思って、感心して見入ってしまいます。

1998年3月4日

スマイリーキクチの作り笑顔は芸だから気にならないが、マナ・カナの作り笑顔だけはどうしても許せない。ガキのくせに。

怒髪天を突く

行列に並んだ時のジンクスというのもが存在する。

自分の並んだ列の進みかたが一番遅い

というやつである。これを読んでいる諸氏も思い当たるフシがあるだろう。ジンクスと言うよりは、マーフィの法則に近い。コンビニやスーパーの精算待ちから渋滞の道路上までいたるところで適用が可能である。

見慣れない割引クーポンを精算時に出した客がいたようで、従業員がレジへの入力方法がわからずにうろたえていた。私は「これは時間がかかりそうだ」との判断により、別の列の最後尾に移動することにしたのである。しかし、ベテランの従業員を呼んできてすぐに解決してしまい、もといた列の方がすいすい流れだしてしまった。その一方で、私が移動した方の列は、「なぜコンビニごときでそんなに」と首を傾げたくなるほど大量の物品を買い物かごに入れていたご婦人のおかげで、流れがしばし止まってしまったのだ。

怒髪天を突く

とはまさにこの時の心境であろう。銀行の例を見習って、コンビニなどにもフォーク待ちを導入していただきたいと切に願っている私であった。