川越街道の所々に、「池袋まで○○分」というように時間の目安が表示されている電光掲示板がある。環八・和光陸橋を過ぎて坂を下り成増に入ろうとする場所に設置されている物もそのひとつだ。
ここには通常、20分とか30分とか表示されているが、朝の混雑時には40分になったり50分になったりする。ちなみに、すり抜けモードでオートバイを運転すればこの時間表示など全然無視できる。
その表示が今朝は70分となっていた。70分ということは、1時間10分である。たかが成増から池袋に出るのに1時間 以上もクルマの中に閉じこめられるのである。東武東上線の準急を使えば10分で出られる距離を、である。四輪のドライバーは、何が悲しくてあんな修行僧ま がいのストイックな苦行を毎朝続けられるのだろうか。見上げたものである。
今日はさらに、上板橋のあたりから救急車がサイレンを鳴らして侵入して来た。「緊急自動車です!左右に寄って下さい!!」救急車が通った後に出来た空間をスクーターが我が物顔で通り抜ける。もちろん我が輩もちゃっかりと。