このページを参考にMS ゴシックを X Windows で使えるようにしてみた。最近はしののめなど見た目も比較的 (^_^;) きれいなフォントもあるのだが、スケーラブルでないために拡大縮小するととたんに汚くなるので、結局 9, 10 ポイントあたりでもビットマップの完備されておるMSゴシックになるわけなのである。
私は debian の sid を使っているので xfree86 は 4.0.2 だが、RedHat 7 も 4.0.1a なので同じようにできると思う。
/etc/X/XF86Config-4
でLoad "freetype"
となっているところをコメントアウトして、代わりにLoad "xtt"
と記述する。/etc/X/XF86Config-4
のFontPath
に"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/local"
を追加し、そのディレクトリを作成。
mkdir -p /usr/X11R6/lib/X11/fonts/local- Windows の fonts ディレクトリから ms*.ttc を拝借してきて、そのディレクトリにシンボリックリンクなり実物を直接コピーしてしまうなどする。ちなみに、MSは ms*.ttc を Windows 以外で使用されるのを嫌がっているらしい。
- 前述のページから msmincho 用の fonts.dir、msgothic 用の fonts.dir を get。
- 書体を増やしたり減らしたりするたびごとに fonts.dir を手でいじるのは面倒くさいので、ちょびっとだけ自動化してしまおう。こんな Makefile を作ってみた。書体ごとに fonts_dir_#### なんていうのを用意しておいて、
make
すれば fonts.dir が作成できる。 XFree86
を再起動xfontsel
などで ms gothic とかが見えるのを確認しよう。