外山滋比古「ユーモアのレッスン」

誰かを批評したあと、反撃されて、「偉そうなこと言うなら、お前が自分でやってみろ」と言われたら、どう返すか。チャーチルの小話でこうある。絵なんて画いたことのないのに、ただ名士だというだけで、美術展の審査員をやっている人がいる。そんなことが許されるのか、という問いに対して、

「私はタマゴを生んだことはありませんが、それでも、 タマゴが腐っているかどうかは、ちゃんと分かります」

引用元: 外山滋比古「ユーモアのレッスン」”名文どろぼう: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる.