ちまたの解説でよく見られるのが、fallback を設定してそこにフォントファイルをコピーするというものですが、たとえば、sazanamiフォントやVLゴシックフォントも(様々な事情で)インストールしてあるんだけど、Java VM では IPA モナーフォントを使いたいなぁ、というときに破綻します。
そこで、fontconfig.properties 設定ファイルを直接いじっちゃって解決してしまいましょう。
ファイルの場所は、Ubuntu だと /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib、
Fedora だと /usr/java/latest/jre/lib
あたりでしょうか。
まず、fontconfig.*.bfc ファイルが認識されないようにリネームしてしまいます。bash(root) にて
# for file in *.bfc; do mv $file ${file%%.bfc}.bfc.bak; done
fontconfig.properties.src を fontconfig.properties にコピーして
# cp fontconfig.properties.src fontconfig.properties
fontconfig.properties ファイルの最後に以下の内容を書き足します。
awtfontpath.japanese=/usr/local/share/fonts allfonts.japanese=Mona filename.Mona=/usr/local/share/fonts/ipagui-mona.ttf sequence.allfonts.UTF-8.ja=latin-1,japanese
お好みフォントファイルの名前や場所などはあなたの環境に合わせて書き変えてください。
おしまい。