「今」の快適感情ではなく、「未来」の快適感情を優先した人だけが、続けられる人になれる。(p.34)
期待するイメージを描き、将来の快適感情を得るために代償を払うという選択をしていく。そうすれば続ける力が強化されていきます。(p.83)
いま楽に流されていたら、将来どうなってしまうのだろうか。最悪をイメージし、代償を払うと決めて、やらざるを得ない状況に自分を追い込むことも続ける技術のひとつなのです。(p.88)
人生は自転車漕ぎと一緒です。こぎ続けているからこそバランスが取れています。こぐのをやめた途端バランスが崩れて転んでしまいます。また、脚力に合わないコースを選んでしまうと、途中で挫折してしまうでしょうし、急に速度を上げてもすぐに息切れしてしまうだけです。(p.95)
非現実的な目標を掲げて、先の見通しが持てなくなったときも挫折しやすくなります。これを「挫折の法則」と呼んでいます。(p.120)
自分は何をやっても続かない。ダメな人間なんだ。<br/>
こうして無意識に自分自身にラベリングをしている人は、けっこう多いと思います。
今できないからといって、自分におかしなレッテルを貼るのは避けましょう。繰り返しますが、人は、願望に従って生きています。続けられないのは、自分に負けているのではなく、今していることよりも“ほかにしたいこと”を優先しているだけなのです。(p.123)数字の「3」は、続けるためのキーワードです。3日、3週間、3ヶ月、3年。<br/>
まずは、3日、3週間と続けられるように取り組んでみてください。それができたら、3週間をひとつの単位と考えて、3ヶ月、3年を目指しましょう。(p.130)「一時に一事」と言われるように、一事にひとつのことしかできません。そこで、「この時間帯にはこれをやる」と先に決めてしまい。それ以外のことは考えなくてもいいようにする。これで目の前の事柄に集中しやすくなります。続けることだけではなく、やるべきことはすべてリストアップして、「いつやるか」をどんどん決めていきましょう。スケジューリングの癖づけです。(p.134)
とくにスケジュールの調整になれていないうちはつい予定に管理されがちになります。主体性を持って取り組んでいる間は大丈夫でしょうが、やらされ感が出てくるとスケジュールを消化するために動くことになります。これはしんどい。モチベーションが一気にガクーンと落ちます。私は大まかに1年先のスケジュールを立てて、その後、半年先までの予定を埋めるようにしていますが、3ヶ月に一度は必ず1~2週間の休暇期間を設けています。(p.137)
「これが終わったらご褒美にありつける」という近い将来の快適感情を予想し、今感じている「苦痛」を乗り越える術です。これまでに何度かお話ししていますが、今の快適感情を優先してしまいがちという人でも、少し先の快適感情ならば選べるはずです。その距離を徐々に伸ばしていけば良いのです。(p.170)
月: 2012年10月
AQUOS
次期PCディスプレイ候補として、テレビ兼用にアクオスを検討しているのだが、はたしてSHARPという会社がなくなってしまう前に購入できるのかどうか、とても不安に思ったりしている。