[読了] ビジネス書大バカ事典

評価:★★★★☆

現在日本で手に入る成功本(モドキ…「だれでも成功できる」「だれでも金持ちになれる」などと謳っている本)はほとんど 思考は現実化する (ナポレオン・ヒル)や 7つの習慣 (スティーブン・R・コヴィー)のパクリだと断言し、勝間和代、苫米地英人、本田健などの著作を一刀両断しているのが痛快だった。

ただ、便所を素手で掃除することに対して批判していたかと思えば、後半、(読むに値する自伝的ビジネス書の)永守重信(日本電産)のエピソードでも同じようなことが出てくるのにそれにはノーコメントだったり、ところどころ論理の矛盾があったように思う。

ていうか、文体がブログとか2ちゃんに書いているような感じなので、(金儲けして億万長者になる、という意味でのいわゆる)成功を手にできなかったおっさんが愚痴をぶちまけている感じもしないではない。

FuelPHP で jade parser を使う設定にハマった

昨日から勉強のために FuelPHP (1.5) (日本語サイト) をいじってました。

fuelphp_parser

マニュアルとかには、 config.php を編集して parser パッケージをロードするように、と書いてあるけど、そもそも always_load の項目がアンコメントされていないので、上記スクショで (1) をやっただけでは有効化されるはずもなかった、という超基本的なミスにより、半日ほど潰れましたので、そのご報告。

ちなみに、上記スクショで使用中の開発環境は、 Microsoft WebMatrix2 です。結構便利だよ。

しらす

先週NHKだかでしらすのことをやっていて、それ以来食べたくて食べたくてしょうがなかったのだが、今日ついに念願かなって、しらすの釜揚げとだいこんとおろし金を買ってきて、晩ごはんで食べました。大根の味噌汁も作ってね。

うまうまー!!

Cherokee と SELinux と私

何ヶ月もブログを黙り込んでいて、久しぶりに更新したかと思ったらこんな話題です、すいません。

Cherokee という Web サーバがあって、設定をブラウザで GUI で行うので自称プロフェッショナルな人たちには敬遠されがちなソフトと聞き及んでいるが、たったそれだけで毛嫌いするには惜しいほどクールなソフトので、アンチメジャー派でもある私は Cherokee を結構気に入っていたりする。

今回は Windows Azure の無料お試しプランのサーバに CentOS 6.3 をインスコして、そこに EPEL から持ってきた Cherokee をインストールして動かそうと思ったら簡単に行かなかったので、そこらへんのメモ。 対処法としてすぐに SELinux を切ろうとするのは馬鹿がやることなので真似しないように

設定用 GUI の cherokee-admin に繋がらない

これは、chrokee-admin の起動オプションに

# cherokee-admin -t

と、-tを指定して起動すると解決する。デフォルトのポートの 9090 はすでに SELinux のポリシーで別のサーバ用に定義されているし、たかが設定時にしか起動しないプログラムのためにポリシーをいじるのは癪なので、アドホックに回避する。

PHP の CGI が動かない

これは、 cherokee が自動的に起動する FCGI の php-cgi が開くデフォルトの TCP 47999番ポートを SELinux が邪魔して接続できないためなので、

# yum install policycoreutils-python #(必要に応じて)
# semanage port -a -t http_port -p tcp 47999

として繋げられるようにしてやる。

念の為に、restorecon も実行しておく。

# cd /var/www; restorecon -R