台湾年越し花火見物旅行 (1)

年越し花火

台北101ビルの年越し花火はたいそう凄いという話を実際に聞いたことと、台湾観光関係の情報サイトなどでもいろいろ紹介されていたので、ぜひ見物したいと思っていました。

ただ、大気汚染への危惧などから、毎年のように「もうこれでおしまい」という議論が持ち上がるそうで、2018〜2019年もやるのかどうか実際に確定情報を得たのは秋になってからのことです。

あわてて飛行機のチケットと宿の手配をしましたが、大晦日の日はホステルのドミトリーやカプセルホテルといえども普段の日よりかなり宿代が高く設定されていて、一番安いところでも1万円を超えており非常にビックリしました。でも花火を見終わったら深夜になってしまいますし、なるべく近いところに宿を決めたい気持ちが強かったので仕方なく、台北駅近で空いていてなるべく安めところを予約しました。

今回の滞在期間は、実質的には12月30日〜1月1日の3日間だったわけですが、実はそのあいだずっと雨降りで天気が悪くてしかも非常に寒く、特に日付の変わる、花火大会の瞬間は雨がざんざん降りで、雨が避けられる場所は人がいっぱいで混雑していて、なかなか大変な花火見物となりました。ユニクロのウィンドブレーカー持って行って本当に良かった。できればフリースも用意しておけば良かったなぁ。台湾は基本は南国なので暖房設備がない施設も多く、日がなブルブル震えてました。

ローカルの人たちの中ではたまにハーパン半袖サンダルの人がいて、寒くないのかと思いました(笑)

それでも、数時間前から地元アーティストの歌合戦的なテレビ番組の公開生放送がすぐ近くの特設ステージで開催されて現場は非常に熱気を帯びており、60秒前からのカウントダウンを経て年が変わった瞬間から10分ぐらい続くド派手な花火で、見物客の盛り上がりはピークに達しました。

終わった後の帰りがまた大変でした。地下鉄の駅に帰りの客が殺到して大混雑となり、電車に乗れるまで1時間以上かかりました。たぶんですねこれ、ちょっと歩きますが隣の象山駅まで行って象山駅発の電車に乗るのが正解かもしれない(実際そうした)。

また、私はその日、少し時間早めに行って、101ビルから近い場所にある臨江街夜市で夜ごはんを食べたのですが、あとからわかりましたが、101ビルのすぐ近くに臨時の屋台村が多数出現しており、食べ物の心配はしなくても特には問題はなかったみたいでした。まぁ、臨時屋台村にしても臨江街夜市にしても人でごったがえしてて、ゆっくり食べてられないような感じでありましたけれども。