台湾年越し花火見物旅行 (3)

Youbike

今回の日程ではもっぱら台北市内をうろうろしていたので、Youbikeというシェアサイクルによる移動手段(および徒歩)をおおいに活用しました。

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雨降りの天気だったとはいえ昼間は結構、霧雨だったり雨が止む瞬間も多かったりしたので、ウィンドブレーカーのフードを被れば問題なく外を移動できました。

MRTは便利で速いけれども地下だしいまいち面白みがない。バスなら街並みを眺められるので楽しいですし、自転車ならばもっと楽しいです。これは今回結構な大発見だったかも。知らない街を自転車で走るのってすごく面白いですね。グーグルマップ大先生に頼りっきりでしたけどね。

台湾年越し花火見物旅行 (2)

健康歩道

健康歩道とは、写真からもお分かりのように小石(といってもかなり粒度が大きい)の敷き詰められた歩道のことで、この上を裸足で歩いて足裏の種々の経絡を刺激し、健康な体を手に入れてしまおうという魂胆です。

情報を収集する過程で健康歩道のある場所を確定することができた以下の3箇所を今回は訪問しました。

それは、

の3ヶ所です(詳細な場所はうろ覚え)。台湾は健康歩道大国だそうなのでまだまだそこかしこに存在するとは思います。

二二八紀念館のとこは実際に裸足になってチャレンジしましたが、最初の1歩目から足裏が激痛に襲われ、1/4まで歩いたところでついに痛みに耐えきれなくなり、DNF (Do Not Finish) という結果に終わりました。

ここを何食わぬ顔で渡り切れるようになるまで、日本においても精進を欠かさず裸足修練を続けたいと思います(笑)

歩道の長さでいうと、二二八→中山→国父の順で国父記念館のものが一番長いです。

台湾年越し花火見物旅行 (1)

年越し花火

台北101ビルの年越し花火はたいそう凄いという話を実際に聞いたことと、台湾観光関係の情報サイトなどでもいろいろ紹介されていたので、ぜひ見物したいと思っていました。

ただ、大気汚染への危惧などから、毎年のように「もうこれでおしまい」という議論が持ち上がるそうで、2018〜2019年もやるのかどうか実際に確定情報を得たのは秋になってからのことです。

あわてて飛行機のチケットと宿の手配をしましたが、大晦日の日はホステルのドミトリーやカプセルホテルといえども普段の日よりかなり宿代が高く設定されていて、一番安いところでも1万円を超えており非常にビックリしました。でも花火を見終わったら深夜になってしまいますし、なるべく近いところに宿を決めたい気持ちが強かったので仕方なく、台北駅近で空いていてなるべく安めところを予約しました。

今回の滞在期間は、実質的には12月30日〜1月1日の3日間だったわけですが、実はそのあいだずっと雨降りで天気が悪くてしかも非常に寒く、特に日付の変わる、花火大会の瞬間は雨がざんざん降りで、雨が避けられる場所は人がいっぱいで混雑していて、なかなか大変な花火見物となりました。ユニクロのウィンドブレーカー持って行って本当に良かった。できればフリースも用意しておけば良かったなぁ。台湾は基本は南国なので暖房設備がない施設も多く、日がなブルブル震えてました。

ローカルの人たちの中ではたまにハーパン半袖サンダルの人がいて、寒くないのかと思いました(笑)

それでも、数時間前から地元アーティストの歌合戦的なテレビ番組の公開生放送がすぐ近くの特設ステージで開催されて現場は非常に熱気を帯びており、60秒前からのカウントダウンを経て年が変わった瞬間から10分ぐらい続くド派手な花火で、見物客の盛り上がりはピークに達しました。

終わった後の帰りがまた大変でした。地下鉄の駅に帰りの客が殺到して大混雑となり、電車に乗れるまで1時間以上かかりました。たぶんですねこれ、ちょっと歩きますが隣の象山駅まで行って象山駅発の電車に乗るのが正解かもしれない(実際そうした)。

また、私はその日、少し時間早めに行って、101ビルから近い場所にある臨江街夜市で夜ごはんを食べたのですが、あとからわかりましたが、101ビルのすぐ近くに臨時の屋台村が多数出現しており、食べ物の心配はしなくても特には問題はなかったみたいでした。まぁ、臨時屋台村にしても臨江街夜市にしても人でごったがえしてて、ゆっくり食べてられないような感じでありましたけれども。

台湾年越し花火見物旅行 (0)

また台湾へ行ってきました(半年ぶり3回め)。

今回の主な目的は

  • 台北101ビルの年越し花火を見物すること
  • 健康歩道を体験すること
  • 週末弾丸旅行について妥当性を検証すること

以上の3つです。

このエントリではとりあえず最後の項目について総括し、それ以外は個別のエントリとして準備でき次第、順次アップしていきたいと思います。

弾丸旅行の予行演習

台湾とか香港あたりやその他アジア圏の近場の観光地なら、機会さえあれば頻繁に訪れたい旅行先ですよね。よく話題になるのは、週末の土日(あるいはそれプラス祝日の3連休)でそのほかは特に休暇を取らず、要するにカレンダー通りの休みの範囲内で、LCCの深夜早朝発着便を最大限利用した強行スケジュールで海外へ旅行してくるという、いわゆる弾丸旅行と呼ばれているものです。

若い人ならそういうのも余裕でこなせるのでしょうが、アラフィフのしょぼいおっさんの私としては、体力的・精神的に体が持つのかどうか確かめたい気持ちがありましたので、このお正月連休を利用して予行演習するつもりで旅行計画を組み立てました。

大きな流れとしては、

  • 金曜日の夜に日本を出発して、土曜の未明に現地到着(および仮眠)。
  • 土日に観光。
  • 日曜の深夜に現地を発って、月曜(祝日の想定)の午前中に日本到着。

若者だったら、早朝に日本に着いてそのまま出勤とかいう阿呆なマネもできるのでしょうが、私ならおそらくそれをやったら死んでしまうと思われるので(笑)、やはりそこは休みにしたいところ。

今回は、深夜出国・早朝帰国のシミュレーションを行うつもりで前後1日ずつバッファをとって余裕あるスケジュールを組みましたが、本来想定される強行スケジュールであったとしても、私でも十分可能であろうということが今回の予行演習で確認することができました。

そうなると、これはちょっと俄然、海外旅行熱がさらに高まってまいるところです。とりあえずはまだ行ったことのない、タイ・カンボジア・ベトナム・上海・ソウルあたりは行ってみたい気がします。当然財布とも相談しないとどうにもならないですが、2019年もいろいろな場所へ旅行してみたいと思います。

とりいそぎ、現場からは以上です。

20170625 スタンプ集めたいわん (4)

4日目 (6/25 Sun)

本日は台湾最終日ですが、帰りの飛行機が夜なので、わりあいまだゆっくりしてられます。

花蓮から猴硐(ほーとん)までの特急電車の切符を購入しに駅の窓口へ向かいました。

ところが、区間を通しての指定席がなく、一部区間で無座(自由席)になるとのこと。駅員さんがんばってベストな組み合わせの切符を用意してくれました。感謝感謝。

猴硐🌏

訪れる季節が悪かったかなぁ。猫のみなさんは、暑さのあまり死んだようになって横たわっています。

台北駅で最後のスタンプ

台北駅はかなり広いので、どこにスタンプ押す場所があるのか最初わかりませんでした。

いままでの経験では、チケット売ってる有人窓口の傍らにスタンプが用意されてたので台北駅でもチケット売り場を目指したところ、中学生か高校生ぐらいの台湾のテツたちがなんかスタンプを押してるのを発見したので、あっ、これかな、と思って自分も同じのを押そうとしました。

そうしたら、テッちゃんの子が『そのスタンプは違う。お前の押すべきスタンプは別の場所にある』みたいなことを中国語で言われて、そして、親切にもその子は正解の場所まで導いてくれました。この子の助けがければ、私は最後の最後で大失敗するところでした。いやぁ、親切、嬉しい。

そして最後のスタンプをゲット。

これでついにスタンプ帳コンプリートしました!やったぁ!

実のところ、全部埋めなくても景品はもらえる

桃園~羽田

帰りの飛行機は 6/25 20:40 に桃園空港を離陸、羽田に 6/26 0:55 に到着で、3 時間ちょっとです。

あらかじめ平和島温泉の送迎バスを予約しておいて朝までそこで仮眠し、サウナ入ってから帰途へつきました。

送迎バス内では台湾から旅行で来たらしき家族が通り道にファミマを見つけて、『日本にもファミマあるんだ!』みたいなことで盛り上がる等という微笑ましい光景も見られました。

まとめ

私、台湾のリピーターになって何度でも行きたいです。

(了)

20170624 スタンプ集めたいわん (3)

ホテルの朝食はビュッフェ形式で好きなのを好きなだけ取って食べれたので結構お腹いっぱい食べてしまいました。おかゆがまた美味しくてですね~。もう最高。

というわけで出発。

3日目 (6/24 Sat)

もともとは、台南を出発後、高雄を経て台東方面に行く電車に乗りたかったのですが、Google Maps でいくら検索しても適切なルートが出てこない。新幹線で一旦台北に戻るルートが一番早い。土日ダイヤで本数が少ないとかだからなのかなぁ、と思うのですが、究明しているヒマがちょっと無かったので、グーグル先生のご指示の通り、台北に戻って東側を行くルートに急遽変更することにしました。

それだったらそれで、計画してはみたけれどもちょっと行ってる暇ないかなーと思ってボツにしたスポットを復活当選させることにして、そこに行ってまいりましょう。

まずは嘉義駅に向かってそこからバスです。

嘉義駅

絶賛工事中ですね。台南駅もなんか工事中でした。

北回歸線太陽館 🌏

昨日、台南市に入ったところですでに実は人生初熱帯ちほーに足を踏み入れていたわけでありますが、ここで改めて、北回帰線を自分の足で実際にまたぐということをやってみたかったのです。

あれ、おかしいなぁ、建物は閉まっている… 昼休み?

まぁ、北回帰線の目印のところは屋外なのでそこまで行ってみます。地球の自転軸がだんだん傾いてきてるるのに対応して、いままでに 4~5 回ぐらい場所が修正されています。

ここから熱帯、ここまで亜熱帯

夏至ごろの季節の、北回帰線付近の、正午ごろ。といいますと、つまり、太陽が真上から照りつけるわけです。太陽が真上から照りつけるということは、つまり、影がほぼ真下に出来ます。暑いわけですわ~。

台湾の人たちって全然汗かいてる雰囲気ないんですよね。自分だけまるでバケツで水を浴びたかのように汗だくになってヒィヒィ言って歩いてる横を平然と通り過ぎていきます。女性の方なんかですと、日焼け防止のためなのか長袖長ズボン着てたりするのに、汗ひとつかいてない。

暑いのに慣れればああいうふうになれるんでしょうか。寒い地方でも真冬でも T シャツで全然 OK の人とかもいますしね。人間の体って不思議です。

嘉義駅に戻るのではなくて高鉄嘉義駅の方へ参ります。おなじ嘉義の駅ですが台鉄と高鉄で場所が全然違います。すげーはしょりますが、新幹線で台北を通り過ぎて南港駅まで、そこから台鉄の太魯閣(たろか)号(特急列車)を使って花蓮(ふぁーりぇん)駅まで。

花蓮駅

忘れずにスタンプゲット。

ここですっかり日が暮れており、ホテル にいったんチェックイン。

東大門夜市 🌏

観光客向けの夜市が毎晩のように盛大に行われている模様です。ここに晩御飯を食べに行きましょう。

めちゃめちゃ人がいるなぁ。案内図からはわかりにくいですが、幕張メッセのホールの 2~3 個を借り切ったぐらいの大きさはあるんじゃないですか。広い。

滷肉飯(豚めし)スープ付き。めっさ美味い!。照明が暗くて美味しそうに撮れてませんでしたけど(笑)

マンゴージュースとか飲みつつ帰途につきました。

(続く)

20170623 スタンプ集めたいわん (2)

2日目 (6/23 Fri)

昨晩泊まったホテルは清潔でなかなかシャレオツな感じで良かったです。

というわけで出発。

道禾六芸文化館台中刑務所演武場  🌏

もともとは日本統治時代に建てられた、警察官や刑務官向けの武道練習場だったということです。台中に唯一残る日本建築でしたが、2006 年に火災でほぼ全焼して消失し、2010 年に復元されました。

台中駅から電車に乗って、新營駅で降り、そこからバスに乗り換えて、次の目的地へ。

烏山頭ダム 🌎

ここが、スタンプ集め以外のもうひとつのメインの目的地であった、烏山頭ダムです。

来れた!来れたよ、ママ!!

八田與一 という日本人が 1920 年から 10 年かけてここらあたり一帯の灌漑工事 & 農業改革を行い、嘉義から台南県にかけて広がる大きな嘉南平野を、不毛の地から大穀倉地帯に変えました。ダムは今も現役です。

アニメ映画になったり、KANO という映画にもちらっと登場します。台湾の人たちにエラい尊敬されてます。

烏山頭水庫風景区の前を通る道路にも名前がつけられているぐらいすごい人です。

ここは広い公園なのでかなり歩き回るし時間もかかります。でも、夕方早くにはもう終バスが出てしまうので、急ぎ足で善化駅行き(来たときに降りた駅と違う)バス停に向かいます。

あ、バス停に無料充電スポットが。進んでるなぁ、台湾。

善化駅から電車に乗って台南駅へ。

台南駅

ここで2個めのスタンプをゲット。

台湾 2 泊目のホテルは台南です。

例によって夜市に繰り出してご飯食べましょう。今夜はらーめんです。

(続く)

20170622 スタンプ集めたいわん (1)

1日目 (6/22 Thu)

羽田から 3 時間半ぐらい飛行機で飛ぶともう台北に到着です。現地時間で 6/22 朝8時半ごろです。

臺灣桃園國際機場

1F ロビーに 中華電信 のショップがあったので SIM を購入します。NT$300 の 5 日間タイプを買いました。ただし、現金オンリーだと言われたので、すぐ近くの ATM まで走っていきお金をおろしました。

NT$1(台湾元)は大雑把ですが日本円にして 4 円ぐらいと思ってればいいみたいです。とりあえず NT$1000 ぐらいおろしちゃおうかな。

そしたら、カウンターのお姉さんが APN とかセットアップしてあげるからスマホ貸してねみたいなこと言ってるので渡したところ、なんの問題もなくすぐに開通。日本語表示のスマホでも戸惑わずに操作できちゃうお姉さんカッコいい。『謝謝』を連発しながらお店をあとにしました。

桃園空港と台北を結ぶ MRT が開通したばかりだそうなので、早速乗ってみます。その前に、自販機で「悠遊卡(ヨウヨウカー, EASYCARD)」というのを購入してみます。

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台湾版の Suica ですね。カード代 NT$100 + チャージ NT$400 済み、合計 NT$500 で、買ったらすぐにそれで電車に乗れます。電車や MRT どころか、町中のコンビニでも電子マネーとして広く使えるので非常に便利です。

台北車站(台北駅)

来ました、台北駅。でけー。全体像の写真撮ってないですけど。入り口だけ。

台北駅

ここからとりあえず、散策がてら歩いて光華商場に向かいます。30 分ぐらいなんですけど…すでにめちゃめちゃ暑い。

光華商場

台北のラジオデパート的なところです。買い物の予定はなかったので最上階からブラブラ歩いて下がってきました。

GARMIN のショップがあったな。言葉がわからないので話しかけられても対応できない(笑)台湾の中国語を習いたくなりました。

MRTでまた台北駅へ。

高鉄台中駅~大甲駅

台北駅から高鉄(新幹線)に乗り換えて高鉄台中駅へそこからまた台鉄に乗り換えて大甲駅。ここが最初のチェックポイントです。

スタンプ1個め

大甲鎮瀾宮

ココの駅からあるいてすぐ近くに 大甲鎮瀾宮 というところがあるので行ってみました。

媽祖(人魚の神様)が祀ってあります。神社だしあまり写真は取らないほうがいいかなと思って、あえて写真は撮りませんでした。いらぬ気遣いだったかな。

ここの入り口のところにあるコマ犬を眺めていて気がついたのですが、コマ犬ってオスメスでつがいなんですね… なんでわかったかというと、後ろから見るとたいそうご立派なものをぶら下げていらっしゃったりしたからです。メスのほうもメスのほうでこれはまた、うーむ(笑)

訪れた方はぜひコマ犬をチェックしていただけるとびっくりします。面白いですねー。

臺中車站 (台中駅)

ここまでで日が暮れ始めたので、1泊目の宿屋のある台中まで電車で戻ります。

臺中駅

夜食は、街中に出てテキトーな屋台でステーキをいただきました。メニューの写真だけを頼りに選んだら中華じゃなかった(笑)。

(続く)

20170622 スタンプ集めたいわん (0)

日台縦断!鉄道スタンプラリー第2弾 のスタンプを集めに、2017年6月、台湾を回ってきました。

台湾はこれで 2 回目です。最初に行ったのはもう 20 年近く前、そのとき勤めていた会社(台湾系の外資)の研修旅行だったのですが、その時は台北~新竹市あたりをうろうろするだけで観光らしきものはほとんどしてませんでした(ていうか仕事でしたし)。

今回はスタンプ集めで台湾の島を電車で一周するつもりでいたのですが、結局、台南~台東間の電車に乗れなかったために、その区間を除いて 3/4 周という感じになりました。

例によって写真の少ない情報の乏しいレポートになってしまいました、すいません。

準備編

梅雨入り直前の季節の日本から台湾へなので、終始薄着で問題ないでしょう。例によって荷物はバックパック 1 個のみです。台風来ちゃわないか心配でしたけど大丈夫でした。

飛行機

利用した航空会社は ピーチ さんの羽田~桃園便です。

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行きの飛行機は 6/22 の朝早くに羽田を離陸するのですが、その1時間~2時間前には空港についてないといけないことを考えると早起きできる自信がない、というか電車もバスもないので、前日に空港に乗り込んで カプセル に泊まるという手段に出てみました。

フロントに飛行機の時間に間に合うように起こしてくれるサービスを頼みました。宿泊者は国際線ターミナルへのシャトルバスが無料で乗れるということでした。早朝ですしちゃちいワンボックスとかなのかと思ったら普通の路線バスが来たのでびっくり。

そして機上の人へ。ピーチさん、ほんま、おおきに。

(続く)